ChatGPTにクラウド会計のメリットを聞いてみた
- その他2023.06.21
最近、話題のChatGPTに「クラウド会計のメリットは何か?」と投げかけてみました。
すると、回答は下記の通り。
『クラウド会計のメリットは以下のようなものがあります。
1.便利なアクセス性: クラウド会計はインターネット経由でアクセスするため、いつでもどこからでもデータにアクセスできます。オフィスにいなくても、旅行中や自宅で作業することができます。
2.リアルタイムのデータ更新: クラウド会計ソフトウェアでは、リアルタイムでデータが更新されます。したがって、取引や請求書の入力、支払いの確認などを迅速に行うことができます。
3.自動化と効率化: クラウド会計ソフトウェアは多くの自動化機能を備えています。給与計算、請求書の作成、税金の計算などの繁雑なタスクを自動化することで、時間と労力を節約できます。
4.データのセキュリティとバックアップ: クラウド会計はデータをクラウド上に保存するため、データのセキュリティとバックアップが強化されます。物理的な災害やデバイスの故障などのリスクに対してもデータが保護されます。
5.リアルタイムのレポートと分析: クラウド会計ソフトウェアはリアルタイムのレポートや分析機能を提供します。収益、費用、利益などの重要なデータを迅速に把握し、経営の意思決定に役立てることができます。
6.柔軟な拡張性: クラウド会計ソフトウェアは多くの場合、さまざまなアプリケーションやツールと統合することができます。たとえば、電子取引や顧客管理システムなど他のビジネスソフトウェアとの連携が可能です。
これらのメリットにより、クラウド会計は多くの企業や個人にとって効率的で便利な解決策となっています。』
概ね、正しい事を言っています。
しかしながら、誰がこのメリットを受けるかということ
「1.便利なアクセス性」は、基本的に会社(社長)です。要は、移動中でも作業ができるということ。
「2.リアルタイムのデータ更新」も会社(社長)。もらった請求書を会計にとりこんでおき、その振込データもクラウド会計で作成できるのでそこから振り込むことができます。領収書も取り込むことで精算額の集計もできます。 これらが日常的に行えると、副次的に会計事務所への資料の準備時間が減ります。
「3.自動化と効率化」についても会社です。少なくとも請求書の作成は社内で作成するので社内決済等はWeb上で行えます。給与計算も自社で行っている場合も基本的に自動で料率を変更してくれるので、時間と労力を節約できます。
「4.データのセキュリティとバックアップ」これも会社。クラウド会計を使うことで、データも蓄積されるのでセキュリティが強化できるのは嬉しいですね。
「5.リアルタイムのレポートと分析」これも実は会社。クラウド会計を使っていれば、直ぐ会計に反映されたものが確認できますので、経営の意思決定に役立てることができます。
一方で、支払いがあったのに計上をしてなかった場合、会計で認識できませんので注意が必要です。
「6.柔軟な拡張性」これも会社。単に、銀行の口座を連携しておくだけでも通帳のデータは日々会計に吸い上げられるので、会計事務所に毎日通帳の写しを送っているのと同じですのでプレッシャーを与えることができます。
私たちにとっても、資料が全く来ないよりは、処理を進めることができるので少し安心です。
会計を重視している社長、忙しくて、毎月資料を送れない社長、マメな社長は導入したほうがいいツールです。
反対に、決算だけ完了すればいいと思っている社長、毎月資料を準備できる社長などは、ストレスが多くなるツールかもしれません。
IT導入補助金で安く導入できますが、その口車だけで導入してしまうと思わぬデメリットを被る可能性も。
最後まで読んでいただきありがとうございました。