freee独自の融資について
- 融資2016.12.26
freee独自の融資に関して
freeeは、以前はJNBと提携し、「ビジネスローン(freee会員専用)」を発表し 、
先日は横浜銀行と提携し、「クラウド会計ソフトfreee提携〈はまぎん〉スーパービジネスローン」を発表しています。
「融資」という経営者が抱える課題にも果敢に挑戦している様です。
通常の融資では、
・過去3期分の決算書
・資金計画書
・履歴事項全部証明書
・印鑑証明書(会社・代表者全員)
・住民票(代表者全員)
・最新決算期の納税証明書
・主たる金融機関の返済予定表・通帳写し3か月分
といったものが事前に必要でした。
しかし、今回のfreeeの変革は、融資を今まで以上に手軽なものにしました。
・仮審査で最速即日、結果回答
・従来ものより低金利
・信用保証協会等の保証が不要
・仮審査はWEBで完結 …
タイムリーに融資を受けることができるのは、中小企業にとって非常に心強いはずです。
但し、下記のことが必要になります。
1)「金融機関アドバイザー」の招待をすること
2)freeeに2期分以上の決算データの登録をすること
今までの融資を考えると、融資自体が非常にスムーズになるのではないかと感じます。
今回は、横浜銀行ですが各地銀と提携を結べば、融資のハードルは格段に下がってくことでしょう。
クラウド会計の先にはFINTECHがあります。
今回の制度も積極的に利用してみては、いかがでしょうか。
なお、今回の制度は通常の融資についてのもので、
銀行さんからは一般的には実績がなければ融資を受けられません。
創業時融資は、政策公庫にてご相談いただくのが一番ですが、
こちらは「経営革新等認定支援機関」であるASC/中村会計に直接お任せ頂ければと思います。