年末調整の業務~その2~
- 業務の簡略化2017.01.12
前回、freeeでの年末調整について記事(2016.12.15)を書きましたが、
今回は派生して対応が必要な『給与支払報告書』について簡単におまとめします。
年末調整を行うと、源泉徴収票を発行して従業員様に配りますが、
合わせて一定の要件を満たす方の分は税務署や、
従業員様のお住いの自治体に発送が必要です。
これらはインストール型のソフトでも電子申請に対応して手軽にできるものもあるのでしょうが、
残念ながら私どもが主流としているソフトウェアはこれらに連動していないため、
簡便性を重視してあえて印刷物を郵送するスタイルで対応していました。
freeeでも現時点ではこの点は変わらないようですが、
すでに提出が必要な自治体、提出先の住所、連絡先、誰が提出が必要か集計が済んでおり、
宛名、総括表と合わせて一括印刷できるので非常に便利です。
インストール型ですと、自治体の登録などから始めねばならず、細かいところで手間がかかります。
業務とは細かい手間の集合であるので、この様な些細な気遣いはありがたいですね。
あと感心してしまうのは自治体のデータベースです。
こちらも私共では毎年内容確認して更新していたので目から鱗です。
屹度、来年は電子申請にも対応してもっと使い勝手が良くなるのでしょう。
もう、クラウドツールなしでは事務作業は行えませんね。